*conception*

「黒雪」という構想について…
地球の歴史において、人類が誕生してから実に短い期間で進歩を遂げた文明。
その早すぎる進歩の軌跡、ピラミッドやマチュピチュなど時代を超越した建造物、オーパーツと呼ばれる様々な遺物。
そして世界各地に刻まれた一節…
―地球が滅亡するときに黒い雪が舞い落ちる―
ここで一つの仮説を立てた。
人類が進歩を続けると、地球は衰退していく。その結果人類も共に衰退しやがて地球上全ての生命が滅亡する。
穢す者がいなくなり地球は長い時間をかけて環境を戻していく。
するとまた生命が誕生し、進化の果てに人類が誕生し文明を発達させる、滅亡というバッドエンドに向かって。
この繰り返しの中で、滅亡せずに生き残った存在がいたとしたら…
その存在が次の世代の生物に影響を与えていたとしたら…
私たちの周りに滅亡のシナリオを体験している存在がいたとしたら…
今分かっているのは、滅亡の際に黒い雪が降るという事だけ…

その存在を「ノア」と、この謎を解き明かすべく立てた構想を「黒雪」と名付けた。

「あなたが見ている雪は何色ですか?」

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